ゆとりるのはてなブログ

ポケモンのダブルバトルで遊んだり、このゆび杯を主催したり、小説を書いたりしてます・w・b

小説_しっぽさまとアルトマーレの災厄

しっぽさまとアルトマーレの災厄 〜 第四話 しっぽをえいえいっと振って

第四話 しっぽをえいえいっと振って 「ヘンタイとは心外な。私と契約を結ぼうと、言っているだけなのに」「……契約?」「キミは『千歳の掟』によって、これからもおくりび山のキュウコンから追われる定め。しかし、もし私に力を貸してくれるなら、キミを掟の…

しっぽさまとアルトマーレの災厄 〜 第三話 王子の皮かぶったヘンタイだ

第三話 王子の皮かぶったヘンタイだ 「アルトマーレ遠征に同行される方は、決まりそうですか?」 従者のキュウコンは、ホタルの進捗を気にかけているようだ。「ああ。人数は、少なめに絞ろうと思っている」「左様で……何か狙いでもあるのでしょうか。人数が多…

しっぽさまとアルトマーレの災厄 〜 第二話 かわいさにも留意されたい

第二話 かわいさにも留意されたい ホウエン地方の東半分は、おくりび山に本拠地を置く「おくりび山王国」が統治している。 その始まりは、おくりび山に住むキュウコンたちの自治組合だった。やがて他のポケモンたちがキュウコンの叡智を乞うようになり、「な…

しっぽさまとアルトマーレの災厄 〜 第一話 逆にアンタがご飯だってば

第一話 逆にアンタがご飯だってば 今から数百年ほど前のお話。 ジョウト地方の南東にある島国アルトマーレ。その南の沖合に、二十人は乗れそうな大きな船が浮かんでいる。甲板に漁具のようなものは見当たらず、代わりに、土木用の資材がいくつも並んでいる。…

しっぽさまとアルトマーレの災厄 〜 前書き

前書き この小説は、ポケモンの二次創作であり、個人的かつ非公式なものです。原作者の皆様とは一切関係ありません。 一部でも全部でも、無断転載・複製・Web へのアップロード(SNS への発信を含む)はしないでください。もしそういうのを見つけたら、「一…